D-PRS位置情報システムのターミナルモード運用 ― 2021年07月07日 10:00
①APRS「I-GATE」局 144.660MHz 1200bps
②D-PRSのI-GATE 【シンプレックスとターミナルモード】
APRSデーター通信は国内・全世界に『I-GATE局』や中継『デジピート局』があるのでGPS位置情報の144MHz帯での発信は移動中でもかなりの範囲で拾ってもらえます。
D-STARの場合はDV音声にGPSデーターを乗せて送られた位置情報を「D-STAR管理サーバー」で「APRSサーバー」に引き渡されます。
D-PRS基地局としてシンプレックス(438.010MHz)をWin10PCソフト「D-PRS Interface」を24時間稼働させています。
受信範囲を外れる場合は『ターミナルモード』に切替えます。
ダイレクトにレピーターにアクセス出来る場所は音声に乗ってGPSデーターは「GoogleMapsAPRS」に表示されますが、レピーターが近くにない移動の時はターミナルモードにして『エコーサーバーJK1ZRW』に接続すれば位置情報がAPRSサーバーに送られます。
写真のスマホは自宅のルーターで「固定IP」にして「ポート開放」していますので『UDPホールパンチ』⇒「OFF」のままです。
外では携帯電話回線で「ON」にします。回線のポート開放ない場合でも運用可能になりました。
外の公衆Wifiはセキュリティ上あまり使えません。
その変わりスマホにUSBケーブル繋いだままだと充電機能が働いてバッティーの消耗早いので使わないときは無線機から外す事です。
レピーターに直接アクセスして「D-PRS」運用はデーターやり取りしてレピーターを占有してしまうので走行軌跡の使い方は控えた方がいいです。位置の記録代わり程度ですね。
写真下部は「D-STARホームページ」のレピーター運用ログ画面です。
(追記)
携帯電話がAndroidでない局は、【テザリング】でいけるでしょう。
「RS-MS3A」はAndroid用なので誰かの使わなくなった中古スマホを譲ってもらって、Androidスマホ⇔他携帯会社の【テザリング】で回線接続。UDPホールパンチ「ON」にすればOKでしょう。
私の写真スマホは以前使っていたものを処分せずに持っていました。
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